「おかあしゃん、今日の空のピンク色はすばらしいね」
夕飯の支度をしていたら、突然娘が私を窓際まで引っ張って行きそういいました。
・・・・・・・・・あぁ、たしかに今日の夕焼けは独特の色をしていますね。
・・・・・と申しますかアナタに「今日」という概念が成り立ち始めた(?)のがすばらしい。
そこらへんいつまでたってもなんだか曖昧で、ちょっと心配してたから
母さん少しびっくりしました。
今日の空と今日の色。昨日の空と昨日の色。明日の空と明日の色。
「で、おかあしゃん、今日は何曜日???明日はお休み?」
・・・・・・空の色よりまず曜日だけでも覚えておくれ。
・・・今日はお友達と仲違いして若干ナーバスだった為、感傷的な言葉を発したのでは
ないかと思われる。でなきゃアニメも見ずに空なんか眺めやしないヨ。
ぜんまいざむらいやってんのに。
どうも普段からソリの合わないお友達に、自分の一番大好きなお友達を
持っていかれたのが落ち込みの原因らしい。
「○○ちゃんとごっこ遊びするお約束してたのに、△△ちゃんがこっちで遊ぼうって
連れてっちゃったの・・・・△△ちゃんはイジワル。○○ちゃんとも、もう遊ばない!」
あらまぁ八つ当たりも甚だしいですな。
ちょっとした嫉妬の感情なのであろう。
まぁそんなこともありますよ。でもなんだか割り切れないんだろうなぁ。
「○○ちゃんも今日は△△ちゃんと遊びたかったんじゃないの?仕方ないよ。
だったら他のお友達と遊べばいいじゃん。○○ちゃんじゃなきゃならない
理由はないでしょ??一人で積み木遊びしたっていいじゃん。」
結局、他のお友達と遊んではいたものの、ずっと心の中のワダカマリみたいな
ものが晴れなかったらしく、落ち込んでいる模様。
保育園大好きの娘なのに、登園しはじめて初めて
「明日はお休みしたいなぁ・・・・」と呟いておりました。
こういう経験は大事だと思う。
友達に限らずあらゆる人間関係に所有物という考えは当てはまらない。
どんなに一方が想いをよせたって相手に伝わらない時は伝わらないし
その気持ちが重かったりウザかったりで余計に離れてしまうこともある。
自分の気持ちと相手の気持ちは同じではない。
そんな簡単なことだけど、これがなかなかどーして、頭では理解できても
心が頑なに受け入れないのだ。
以前、なにかの心理テストで「あなたの親友は10人以上??」という問いに
余裕綽々で「yes」を選択した人がいた。
実際親友の契りを交わした人が10人以上いたのかもしれないし、
勝手に親友認定しているだけかもしれない。
「親友10人か・・・ありえねぇ・・・つか私の場合、知人でさえ10人いるか微妙・・」
と思ったが、反面この人は心底幸せ者だ、とも思った。嫌味じゃなくて。
相手が実際どう思っているのか?
気持ちの測定器なんてものがない限り数値化できない。
相手の本当の気持ちを知る事なんてできない。
自分自身でも判断しかねることもある心。
思い切り開き直って「だって私はあの人のことが大好きなんだもん!あの人も
私を好きに違いない!」と思うのはアリだ。
実際違ったと判っても「え!?違うの!?残念・・・じゃ次いくか!」と
気持ちの切り替えができるのならこういう考え方も全然アリだ。
でもそれができないのなら、寂しいけれど友情や愛情なんてものに固執しない
こと。それしかない。
来るもの拒まず、去る者追わず。
私自身は完全に後者。
なので、携帯のカテゴリには「友人」ってのがない。
だってなにかで見せる機会があった時
「うわっ!この人私の事友達だと思ってんの!?そんな親しくねーじゃん!」
って思われるのが怖いから・・・・・。
臆病者ですみません。
できることなら前者の道を進んでおくれよ娘。
勘違いさんと言われたって構わない。
相手が必要としてくれなくたっていいじゃないか、自分が相手を必要だと
思うのは自由だ。
元気だせ。
私もな。
で、明日はちゃんと保育園行ってね・・・・困るから。(人の心非ず)
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